2006年4月25日 更新
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 英国ケンブリッジ市に在住して、シルクスクリーン版画や映像アーティストとして創作活動している志村博が、
 カレッジに住む猫達や、日常生活の中で出会う猫達を紹介する、エッセイと写真のページ。


 もくじ (タイトルをクリックするとエッセイにジャンプします。)

 ケンブリッジの誇り高き猫たちシンラ/新潮社

 ケンブリッジの優雅なる猫たち猫びより/日本出版社



 友猫ギャラリー  


志村博の友猫ぎゃらりー011アートを愛する?カレッジ猫“ガス”  2006年・春

 私がケンブリッジ、クレア・ホールで展覧会を開いていたとき、突然ギャラリーにやってきたカレッジ猫。
胸元の名札を見たら、隣のセルウィン・カレッジ所属の“GUS”とある。 GUSは“オーガスタス”
の略称。
メンバーによると、どこから入って来るのか謎だが、ギャラリーの常連らしい。 慣れた感じで、作品を
観て
周り、最後には春の陽だまりで、気持ち良さそうに寝てしまった。 アートに興味がある訳ではなさそうだ!



志村博の友猫ぎゃらりー010階段で拗ねる留守番猫“ペッパー”  2005年・冬

 近くの知人宅で、今年の春に子猫を飼い始めた。 それが“ペッパー”。 まだ、子猫の頃、家族は長期の
休暇に出かけ、留守番中の“ペッパー”に、餌をやる役目を引き受けた。 寂しげな様子は全くなく、むしろ、
一匹だけの静かな生活を楽しんでいるようだった。 冬になって、成長した“ペッパー”は、変わらず孤高を
保ち、決して媚びたりしない。 大晦日のパーティーでも、一匹だけ階段に避難し、ふて腐れ、拗ねている。



志村博の友猫ぎゃらりー009写真家の庭で寛ぐ“ゴージャス猫”  2005年・夏

 
夏の最中、ケンブリッジ市北側で、ケム川の下流域にあたる地区に“アトリエ”を構える写真家を訪ねた。
質の高い“風景作品”の数々に感動したが、その後、庭に出て驚いた。 庭が川岸まで続いていて“カナル
ボート”が繋がれている。 そして、ゴージャスな猫が、日陰で寛いでいるではないか! 毛がふさふさと長く、
明るい色調の優美猫。 さっそく、自己紹介して“友猫”になってもらった。 見た目だけでなく、性格も良い。




志村博の友猫ぎゃらりー008通い猫“ブランブル”の巣?  2005年・春

 お馴染み、わが家の通い猫“ブランブル”、友猫ぎゃらりー003“居候猫”として初登場して以来、2回目。
今だ健在、毎朝
パティオ・ドアの前で待っている。 春は草が良く伸びる。 パティオ・ドアの前が、ちょっと
した草叢になった。 “ブランブル”は、その草の中で待っている。 いつも同じ場所なので、くぼみが出来て
巣のようになった。 天気の良い日は、気持ち良いらしく、ドアを開けてやっても、しばらくは入って来ない。




志村博の友猫ぎゃらりー007グランチェスター哲学猫・再会 “バブル” 2005年・春

 雪もちらついた早春の午後、あのグランチェスター哲学猫“バブル”と、久々の再会をした。 飼主さんが
メドー脇の家からパブ並びの家へ引っ越したので、最近は会っていなかった。 パブ近くに車を止めた時、

家の前にいるバブルと目が合った。 再会を喜び、しばらく一緒に散歩をした。 彼の深慮遠謀の表情は
変わらず、堂々たる歩きっぷりは健在である。 そして、ぷぃと茂みに入り、哲学的瞑想状態になった。



志村博の友猫ぎゃらりー
006
アーティスト猫 “3猫3様”  2004年・夏


 今年の夏、私はたくさんのアトリエを訪ね、たくさんのアーティストに会った。 そして、アーティストたちが
飼っている猫たちにも会った。
かれらは、飼い主のアーティストと同じくらい個性的で、自由で、のうのうと、
自信たっぷりに生きていた。 私のような訪問者など意に介さず、カメラにもたじろがず、夏の日を楽しんで
いるようだった。 それぞれの猫たちの勇姿は、それぞれのアーティストの生き様と、重なるようで面白い。




志村博の友猫ぎゃらりー
005
白足袋睨み目猫 “ミニブル” 2003年・春


 
この猫の本当の名前は知らない。 子猫の時、ご近所の飼主家族がホリデーに出かけてしまったらしく、
寂しさに耐えかねて我家に迷い込んできた。 “ミニブル”はその時につけたニック・ネーム。 超活動的な
雌猫で、やんちゃぶりは凄まじかった。 その後、成長してからも縄張りおばさん猫の“ブランブル”の目を
盗んで我家にやってくる。 成猫になって筋肉隆々目付きも鋭く強そうだが、ブランブルには遠慮している。



志村博の友猫ぎゃらりー004アーチャー家 愛猫 “オリバー” 2002年・夏

 “オリバー”は、ジェフリー・アーチャー家、愛猫の一匹で、スタンレーの相棒。 英国の古典的コメディアン、

ちびと太っちょの2人組みオリバーとスタンレーから名前をつけられた。 “オリ”は、太っちょの方で“スタン”
より大柄で、
毛並みの紋様もはっきりしている。 2匹は一緒に行動しない。 最近、スタンは向かいのティー
ガーデンで人気猫になり、私のアトリエに来る回数が減った。 その代わり、オリバーが頻繁にやって来る。




志村博の友猫ぎゃらりー003パティオ・ドア居候猫 “ブランブル” 2002年・春

 “ブランブル”は中年のおばさん猫、今でも美貌は衰えていないが、かつて評判の小町猫。 サイトには
初登場であるけれど、私とは長く深い付き合い。 毎朝、我家の裏庭に面した大きなパティオ・ドアの前で
待っている。 開けてやると、まるで自分の家のごとく堂々と中に入り、ゴロゴロ寛ぐ。 そして、またパティオ
ドアから庭に出る。 一日数回出入りを繰り返し、夜は2軒隣りの自分の家に帰って行く。 変な居候猫!?




志村博の友猫ぎゃらりー002アーチャー家 愛猫 “スタンレー” 2001年・秋

 隣人で、作家で、何かと話題の多いジェフリー・アーチャー家には4匹の飼猫がいる。その中で一番
行動範囲が広く、私と仲良しなのが“スタンレー”。道を渡って私のアトリエに毎日のように遊びに来る。
血統書付きの由緒正しい美猫なのだが、庭で寛いだり、獲物を狙ったりするスタンレーを見ていると、
飼猫にはない鋭い野性を感じる。 しなやかな体型やシャープな毛並みは野生の血が濃いからだろう。





志村博の友猫ぎゃらりー001グランチェスター哲学猫 “バブル” 2001年・夏


 グランチェスターを愛した哲学者たち、ラッセルやヴィトゲンシュタインの如く、日々メドーを眺め、
瞑想に耽っている。 ふてぶてしい態度からは想像できないが、その思考過程は深淵で、万人には
理解し難い。 メドーの入り口の柵の上にいる事が多いが、犬が来なければ、ゲイト前の通路上に
横たわり往来を妨害する。
動機は不明。 「ケンブリッジ通信 7号」に主要な記事として登場している。





 ケンブリッジの誇り高き猫たち  
   シンラ/新潮社 No.55、July 1998

 ケンブリッジの誇り高き猫たち        
                                              Cambridge Cats

                                        写真・トニー・イェンドレィ  文・志村博

   ロンドンの北約90キロに世界的な学園都市ケンブリッジがある。
 その起源は13世紀にまでさかのぼる名門ケンブリッジ大学の名だたるカレッジ群が中心部に
 点在するこの街に、私が住むようになって20余年になる。 この地で版画を中心に制作活動を続ける
 私は、10年程前にアトリエを郊外に移したが、それでも、知り合いの教官や学生を訪ねて
 街の中心部のカレッ ジを訪れる事は少なくない。
 
  そうして昼夜にかかわらずカレッジの中を歩く時、私は無意識のうちに猫の姿を探している。
 いつもお出 ましになるとは限らないが、私の顔なじみの連中も多い。 と言っても、猫の方では
 私の事など知らんぷりで、呼んでも振り向かない奴らばかりだ。 それでも中世からの建造物が立ち
 並び、今も当時の面影を色濃く残すカレッジと猫たちの取り合わせはとても風流で気に入っている。
 威厳のある建物の前だと、なんだか奴らも利口そうに見えるし、事実態度もでかい。

  
 Benson「ベンソン」ジーザス・カレッジ在住、 学生たちは投票でこの猫を正式にカレッジのメンバーに
  加える事を決めた。 学生と教官は「ホール」と呼ばれる伝統的ダイニング・ル一ムで共に晩餐を
  とるのだが、べンソンはここでの「名誉晩餐権」も与えられた。かれはカレッジで一番良い生活を
  していると学生たちは言う。すなわち、ディナー付き・論文なし・試験なし!



   日本から来た友人たちを案内すると、「なんでカレッジの中に猫がいるんだ?」と、よく尋ねられる。
 これに答えるには、そもそも日本の大学とはまったく異なった、中世から続くケンブリッジの伝統的な
 「カレッジ制度」の説明から始めなければならない。 ここで言うカレツジはふつう日本語で「単科大学」
 などと訳されるものとは別物で、「学寮」のことだ。

  ケンブリッジ大学には大学の機関とは別に30余りのカレツジがあり、学生や教官は皆そのどれかに
 属している。 カレッジはそれぞれが独自の創立理念と歴史を持ち、経済的にも独立しており、
 評議会などによって運営されている。 大学(ユニバーシティ)とカレッジでは権限が全く異なる。
 カレッジは入学者を選抜し、教官と学生がここで生活を共にしながら個人教授を施し、学生を鍛える。

  一方、大学は専門分野ごとの講義や実技・実験などを提供し、その最終試験の結果により学位を
 授与する。 すなわち、学生も教官もどこか一つのカレッジで生活し、そこから大学の講義などに
 出向くのだが、カレッジは単なる共同生活の場としてだけでなく人間形成・学問成就の上で重要な
 役割りを果たす。

   この世界にも例を見ない伝統の制度は、英国でもケンブリッジとオックスフォードにしか
 残っていない。そんなユニークなカレッジ制度には様々なルールがある。700年にもなる歴史のなかで、
 19世紀の後半まで女性の入寮は許されなかった。 したがって教官の妻帯も長きにわたり
 禁じられていた。もちろん、この規制は改正? され、今日では女性があらゆる分野に幅を利かすように
 なっている。 しかし、中世以来の伝統を重んじ、今日にいたってもなお遵守されているルールも
 たくさんある。 その一つが、『カレッジで犬を飼うこと、まかリならん! ただし、猫はお構いなし
 なのである。

 
  
 Titan 「タイタン」トリニティ・カレッジ在住、 タイタンの住むトリニティ・カレッジはケンフリッジで
 最有力のカレッジ。 ニュートンやバイロン、テニソンなど世界的学者や文人を多く出している。
 中央の写真は、その由緒あるカレッジの門楼の前で神妙な顔をしているタイタン。
 右は中世の僧院建築様式の回廊でポーター(門衛)から餌をもらうタイタン。ポーターは伝統にのっとり
 黒の山高帽にスーツ姿、威厳を持ってカレッジを警護する。



   なぜ、犬好きの多い英国なのに、ここでは猫は構 わなくて、犬が禁止なのか、
 私にはこの伝統的ルールのよってきたる由縁は定かでない。そこで、私の隣人である人気作家
 ジェフリー・ アーチャー氏の奥方メアリーさんの私見をご紹介しよう。彼女によれば、
 疑うことをせず主人にひたすら従順に付き従う犬のような動物はケンブリッジのアカデミツク な
 気風には馴染まないそうで、疑い深く謎めいている。 猫こそはカレッジにぴったりなのだと言う。

   たしかに学問は疑うことから始まるわけで、その意味では疑い深そうな猫のほうがぴったりと
 いえないこともないが、 ちなみにかくいう彼女白身、大の猫好きで、ケンブ リッジ郊外の自宅で
 現在3匹の愛猫と暮らしている。
   
   いつの時代にこの「犬禁止、猫 容認」のルールが確立したか、誰も正確に知らないが、
 かのニュー トン、バイロンらが学んだ昔から、ここケンブリッジでは、猫が学生や教官たちと、
 特別な縁に結ばれてきたのだろう。 この伝統のルールに守られて、今日もカレッジでは、猫たちが
 伸び伸びと学寮内を闇歩している。 わが友人である写真家トニー・イェンドレィが捉えたかれらの
 雄姿からも、その誇り高い居候猫たちの心意気は伝わってくるはずである。


  
 左・Caiaphas 「カイアファス」セント・ジョンス・カレッジ在、 あだ名は“ブッシュ”。 どこかの国の
 大統領に因んだのではなく、飼い主のカレッジ専属牧師さんの名前から。 この顔付きからも
 分かるようにかなりの狼籍猫。 不用意に手を出そうものなら思いきり引っ掻かれる。
 家出をするたびに、カレッジからの捜索隊がケンブリッジ中探し回る。

 右・sam「サム」ニュー・ホール在住,サムはケンブリッジ唯一の女子カレッジ在住にふさわしく、
 あごの毛並みが長い優美な猫。 しかし、性格は猛々しく、カレッジの庭ではリスを巣に追いつめ、
 最後には引きずり出し食ぺてしまった。 見ていた人々は為すすべもなく哀れなリスに涙した。


 ケンブリッジの優雅なる猫たち  
     
 右写真:セント・ジョンズ・カレッジ “カイファサス”    トリニティー・カレッジ “タイタン”
 
                                    季刊 猫びより 2001年・冬号
 ケンブリッジの優雅なる猫たち
 

                                   写真:トニー・イェンドレー 文・写真:志村博

    名門ケンブリッジ大学は七百年の歴史を持ち、伝統のカレッジ制度を有す。
   ここでのカレッジは学生や教官が共に生活をし学業に励む「学寮」のことである。
   今から約四百年前どんないきさつか知らないが、とある法律が制定された。
   驚くなかれ、その法律は今日も生きている。その律する所、以下の如くである。  

     「カレッジで犬を飼う事まかりならん! ただし、猫はお構いなし。」


 タイタン
 
   「君のおうちはどこ?」とよく聞かれる。 正式のアドレスはケンブリッジ大学、トリニティー・カレッジ
 在住、僕の名前は"タイタン"さ。 えっ、よく分らないって?
 それじゃ、僕が少し説明しよう。 ロンドンから北に約90キロの所に学園都市ケンブリッジがあるんだ。
 人口10万の都市だけど、その街の中に大学の建物と30余りのカレッジが点在している。
 大学は学部など専門分野ごとに分かれて建物があるけど、それとは別にカレッジと呼ばれる学寮が
 あって約1万1千人の学生や教官はこのどこかのカレッジに属している。ここが日本の大学と全く違う
 所なんだ。学生や教官はカレッジの中で共同生活しながら研究・勉学に勤しんでいる。
 大学の講義などとは別に、カレッジでは"スーパービジョン"と呼ばれる厳しい個人教授が
 行われているけど、幸いにも僕はこの義務から免除されている。 僕の一番の自慢は背中の縞模様。ー
 その次は僕の属しているトリニティー・カレッジ。 ケンブリッジ大学の中で最有力のカレッジなんだ。
 王室のチャールズ殿下はここの学生だったし、万有引力で有名なニュートンやバイロンやテニソン等
 の世界的な文人もこのカレッジの出身なんだよ。このカレッジだけでノーベル賞の数は30以上、
 現在も記録更新中なり。 ところで、日本はいくつノーベル賞をとったっけ? いや、聞くのはよそう。  
  えっ、なんでこのカレッジに住んでいるのか?って。 実は、僕がまだ仔猫だった頃ヒュー・ハント
 博士っていう偉い先生に連れられて、このカレッジにやって来た。僕はこのカレッジ・ライフが
 大変気に入って、博士がここを去った後も、ここに居残ることに決めたんだ。
 それじゃ、誰にえさをもらっているか?って。 このカレッジのみんながくれるのさ。


       
 ぺンブロック・カレッジ “ソックスとトマシーナ”   セント・キャサリンズ・カレッジ “デイジー”

 ソックスとトマシーナ

  私達は同じカレッジに住む姉妹猫、でもすごく仲が悪いの。カレッジの中で鉢合わせしようものなら、
 すぐ喧嘩よ。なぜ、喧嘩するのか?って。きっと、どっちが姉か妹か分らないからだと思うわ。
 私は白い靴下が自慢のソックス。白い靴下が汚れるのはいやだけど、いつも園芸小屋や温室に
 いるの。 ここにいれば、学術派ぶっているトマシーナと遭わなくて済むからなのだけど、本当の理由は
 庭師のニックが私を一番可愛がってくれるからなの。  
 
   私の名前"トマシーナ"はこのカレッジ出身の有名な詩人トマス・グレイに因んでいるの。
 トマス・グレイは「金魚鉢で溺れた愛すべき猫の詩」の作者だからよ。私はソックスと違って上品で
 勉強好き。このカレッジはケンブリッジ大学の中でも歴史の古い由緒あるカレッジよ。
 しかも、1347年創立当時の建物がまだ残っているわ。ラテン語の偉い先生はその著書の扉に
 "トマシーナに捧ぐ"と印刷してくれたの。すごいでしょ。  ところで、私達どっちが綺麗? 
 えっ、どっちもどっちだって! ふん。  


 デイジー

  私は聖なる猫、デイジー様よ。なぜかって? 私のカレッジの名前は長いので、みんな短く縮めて
 セント・キャッツ「St.Cat's College」と言うの。すなわち「聖なる猫のカレッジ」となる訳。
 このカレッジは創立1473年、当初は神学を中心として多くの聖職者を世に出していたけど、近年では
 医学系や工学系の分野で多くの功績をあげているわ。
  私の住まいはカレッジの中でもマスターズ・ロッジと呼ばれる特別な一角で優雅に暮らしているの。
 なぜって、私の飼い主はこのカレッジで一番偉い人、すなわち学寮長で世界的な心臓外科の権威
 テレンス・イングリッシュ卿だからよ。 イングリッシュ卿がひざまずくのはエリザベス女王の前と
 デイジー様の前だけ。女王様の前は称号を授かる時だけだけど、私には毎日えさをくれる度に
 ひざまずくのよ。えへん! でも、本当は私とても恥ずかしがり屋で神経質なタイプなの。
 これは、ひ・み・つ。

 
 
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