Web Site Photo Essay Series “
Shimura Hiroshi Cambridge Journal Diary”

 
ケンブリッジ通信 フォト・ダイアリー

 
バックナンバー 015
 




発信元/写真・文・デザイン: 志村博

 
    
     
  『 東京湾岸にある“天王洲アイル”に久しぶりに行きました。 都心と羽田空港を結ぶモノレール駅が、
 あるのですが、ウォーター・フロント開発エリアの一つです。 すっかり様変わりした“島”には、次の番組
 放映を検討しているTV局や、友人が働く航空会社があります。 打合せは晴れ上がった好天の午後に
 行われ、その後はカメラを手にしばし散策を楽しみました。 さて、東京再発見となった滞在延長期間も
 週末で終ります。 再び帰国準備に入り、来週はイギリスです。 今回の展覧会は、キヤノン販売(株)、
 サンシャイン・シティの協力や、多くの方々の支援によって大成功に終わりました。 本当にありがとう!』
 2003年2月下旬某日



 
    
     
  『 TV局の打合せに行った帰りに、汐留(シオサイト)駅で途中下車して「カレッタ汐留」を再訪しました。
 去年の暮れ開業直後に立寄った以来です。 話題の再開発エリアで、周辺では工事が続いていますが、
 未来都市風景が出現しつつあります。 “カレッタ”とは海亀の学名で、スローライフがコンセプトだとか。
 蒸気を吹き上げる不思議な“亀の噴水”がある広場には、ユーモラスな光のオブジェが置かれています。
 忙中楽あり、帰国日をちょっと延長したので、大都会東京の最新スポットにも、触れることができました。』
 2003年2月下旬某日



 
    
     
  『 展覧会終了後、帰国準備をしながら、2004年カレンダーの制作にも取りかかっていました。 ところが、
 新しい企画の提案があったり、次回プロジェクトの打合せも必要になったので、急遽フライトを変更して、
 東京滞在を、週末まで延長しました。 その後、打合せなどのため、毎日のように都心に出かけています。
 新宿の都庁前で“梅”が開花しているのを見つけました。 ほぼ満開状態です。 しばし、都会で見つけた
 春の到来に、のんびりした気分になりました。 東京は例年より寒いようですが、日中はもう春日和です。
 イギリスのこの時期と比べると、夜は冷え込みますが、昼間は暖かく春は一足早くやって来るようです。』
 2003年2月下旬某日



 
    
     
  『 サンシャイン60での展覧会が盛況のうちに終了しました。 会場に来てくれた多くの皆さんありがとう。
 今回の映像特別展は、私の“映像作家”としての活動に、大きな弾みをつけることになりそうです。 既に、
 次の映像イベントに向けて準備を開始しました。 会期中毎日、時間の許す限り会場にいて、たくさんの
 方々とお話が出来ました。 私にとって大変楽しい“12日間”でした。 この後、展覧会からの搬出作業や、
 2004年カレンダーの打合せなどをして、来週始めにイギリスに戻ります。 60展望台から毎夕眺めていた
 美しい夜景とも、しばらくのお別れです。 今回、会場でお会いできなかった皆さん、また次の機会に!』
 2003年2月中旬某日



 
    
     
  『 東京・池袋サンシャイン60展望台「スカイ・ギャラリー」での展覧会が無事スタートしました。 2月4日、
 日本に着いてから、最後の準備に忙殺されていましたが、多くの方々の協力により素晴らしい展覧会に
 仕上がりました。 キヤノン販売(株)の惜しみない協力には頭が下がります。 “サンシャイン・シティ”も
 今回の展覧会に向けて万全の体勢で臨んでくれました。 展示作業を2日間手伝ってくれた学生さん達、
 本当にありがとう。 展覧会は19日まで開催しています。 私自身、毎日会場にいますので、この機会に、
 お会い出来たらと思います。 遠くて来られない方、ウェッブ・サイト「展覧会情報」で様子をご覧下さい。』
 2003年2月中旬某日



 
    
     
  『 ケンブリッジに“混乱”と“歓喜”をもたらした10年ぶりの積雪は、2日後には呆気なく“溶解”しました。
 私は珍しい雪景色を思いきり撮影できた事を感謝しつつ、再び機上の人となり、展覧会の待つ日本に、
 向いました。 機内は欧州観光帰りの大学生ツアーで満席でした。 柳の下にドジョウはいないだろうと、
 あまり期待はしていなかったのですが、オーロラ帯に近づいた頃、外を覗いたらオーロラ(極光)です!
 しばらく撮影に没頭しました。 今回のオーロラは“モニター”上にオレンジ色に浮かびました。 極光は、
 現れる高度によって色が変わり、高いほど赤みを帯びます。 北極圏の空を包む“赤い炎”の様でした。』
 2003年2月上旬某日



 
    
     
  『 週後半に降った雪は珍しく積りました。 一面の銀世界です! 僅か10cmくらいですが、大騒ぎです。
 イングランド東部の交通は大混乱、学校は休みになり、お店は開かず、街に行ったら銀行の窓口まで、
 閉まっている。 積雪に対するもろさは、東京の比ではありません。 子供たちは雪と戯れ、大人たちは、
 至る所でカメラを構えて雪景色を撮影しています。 グランチェスターの丘は、格好の“ゲレンデ”となり、
 雪滑りで賑わっていました。 ティー・ガーデンでは外で雪見茶を楽しんでいる人までいます。 この雪も、
 週末には気温も上がり消えてしまうそうです。 来週から、また日本です。 つかの間の雪夢景色です。』
 2003年2月上旬某日



 
    
     
  『 イギリス南部の各地で、1月としては記録的な高い気温を記録したようです。 ケンブリッジも異常に
 暖かい日が、帰英以来続いています。 日中だけでなく夜も冷え込みが緩く、最低気温が、5度以上あり
 昼間は15度位まで上がります。 寒かった東京から戻ったばかりなので、余計“暖かく”感じるようです。
 この陽気で庭のあちらこちらから、スノードロップの蕾が伸びて、気の早い房は花が開き揺れています。
 しかし、天気予報では週後半から例年並の気温に戻り、低気圧の通過に伴い雪が降るそうです。 毎日
 展覧会の準備を進めていますが、久しぶりにグランチェスターの雪景色も撮影できるかも知れません。』
 2003年1月下旬某日



 
    
     
  『 慌しくケンブリッジに帰って来ました。 空港に着いた途端イギリスが、とても暖かいので驚きました。
 13度もあります。 東京の様に晴れ上がってはいませんが、風に真冬の冷たさはなくコートを脱ぎました。
 イギリスに戻るフライトは若者達で混んでいました。 いつもの様に窓際の席に座り、雲の水平線に沈む
 太陽などを、撮影していましたが、久しぶりに隣りの座席にも乗客が座りました。 イギリスに1年間留学
 する大学生だそうです。 長旅を、撮影だけでなく、ちょっとした会話でも、楽しく過ごす事が出来ました。
 留学生活に幸あれ。 さて、これから1週間、イギリスで展覧会の準備などをして、再び日本に飛びます。』
 2003年1月下旬某日



 
    
     
  『 日本にて展覧会の準備に没頭しています。 いつの間にか“下旬”になりました。 予定通り、招待状
 発送もそろそろ開始しますので、少しお待ち下さい。 前コラムに紹介したオーロラ写真が、ちょっとした
 話題になりました。 1万メートル上空を飛んでいる旅客機の窓から、デジカメで撮影した例は、ほとんど
 ないようです。 その後も、高性能デジカメの撮影は続けていました。 日本列島上空では、雪の山塊や、
 平野が鮮明に写し出されました。 幻の最新鋭機“EOS-1Ds”を持って、3日後には再び機上の人です。』
 2003年1月下旬某日

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