バックナンバー 015
『 ケンブリッジに“混乱”と“歓喜”をもたらした10年ぶりの積雪は、2日後には呆気なく“溶解”しました。 私は珍しい雪景色を思いきり撮影できた事を感謝しつつ、再び機上の人となり、展覧会の待つ日本に、 向いました。 機内は欧州観光帰りの大学生ツアーで満席でした。 柳の下にドジョウはいないだろうと、 あまり期待はしていなかったのですが、オーロラ帯に近づいた頃、外を覗いたらオーロラ(極光)です! しばらく撮影に没頭しました。 今回のオーロラは“モニター”上にオレンジ色に浮かびました。 極光は、 現れる高度によって色が変わり、高いほど赤みを帯びます。 北極圏の空を包む“赤い炎”の様でした。』 2003年2月上旬某日
『 週後半に降った雪は珍しく積りました。 一面の銀世界です! 僅か10cmくらいですが、大騒ぎです。 イングランド東部の交通は大混乱、学校は休みになり、お店は開かず、街に行ったら銀行の窓口まで、 閉まっている。 積雪に対するもろさは、東京の比ではありません。 子供たちは雪と戯れ、大人たちは、 至る所でカメラを構えて雪景色を撮影しています。 グランチェスターの丘は、格好の“ゲレンデ”となり、 雪滑りで賑わっていました。 ティー・ガーデンでは外で雪見茶を楽しんでいる人までいます。 この雪も、 週末には気温も上がり消えてしまうそうです。 来週から、また日本です。 つかの間の雪夢景色です。』 2003年2月上旬某日
『 イギリス南部の各地で、1月としては記録的な高い気温を記録したようです。 ケンブリッジも異常に 暖かい日が、帰英以来続いています。 日中だけでなく夜も冷え込みが緩く、最低気温が、5度以上あり 昼間は15度位まで上がります。 寒かった東京から戻ったばかりなので、余計“暖かく”感じるようです。 この陽気で庭のあちらこちらから、スノードロップの蕾が伸びて、気の早い房は花が開き揺れています。 しかし、天気予報では週後半から例年並の気温に戻り、低気圧の通過に伴い雪が降るそうです。 毎日 展覧会の準備を進めていますが、久しぶりにグランチェスターの雪景色も撮影できるかも知れません。』 2003年1月下旬某日
『 慌しくケンブリッジに帰って来ました。 空港に着いた途端イギリスが、とても暖かいので驚きました。 13度もあります。 東京の様に晴れ上がってはいませんが、風に真冬の冷たさはなくコートを脱ぎました。 イギリスに戻るフライトは若者達で混んでいました。 いつもの様に窓際の席に座り、雲の水平線に沈む 太陽などを、撮影していましたが、久しぶりに隣りの座席にも乗客が座りました。 イギリスに1年間留学 する大学生だそうです。 長旅を、撮影だけでなく、ちょっとした会話でも、楽しく過ごす事が出来ました。 留学生活に幸あれ。 さて、これから1週間、イギリスで展覧会の準備などをして、再び日本に飛びます。』 2003年1月下旬某日