『 9月始めは“千客万来”です。 久しぶりに会った懐かしい友人達と、語らいながらメドーを歩きました。 天候も、秋らしくなって来ました。 例年に比べれば晴間が多く、毎日のように自然散策を楽しみました。 日本からの来訪者は、朝夕の空気の冷たさに驚いていましたが、気温は20度前後で、散歩に最適です。 メドーも夏期のような人間達の賑わいはなく、牛達が長閑に薄茶色になった牧草を食んでいるだけです。 西洋さんざしの枝に、真っ赤な実が鈴なりについて、これからゆっくりメドーは秋色に変わってゆきます。』 2003年9月上旬某日
『 9月になりました。 ケンブリッジは、8月の熱波以来、雨らしい雨はありません。 熱波の頃は、高温で 地表から上昇する水蒸気が、青空を霞ませていました。 8月終盤から、平年並みの気温に戻り、しかも、 雨が降らないので、澄んだ青空が見られます。 先日、私の写真によく登場する“メドー2本柳”の1本が 倒れました。 10年以上も前から、私の版画作品の素材になったり、最近では2002年カレンダーに登場 しました(参照>2002カレンダー)。 寄り添い風雨に耐えてきた老双柳は、もう、見られません。 黙祷。』 2003年9月上旬某日
『 8月も終わりに近づき、秋の気配が濃厚になって来ました。グランチェスター・メドーのあちらこちらに 群生しているアザミが綿毛のような種を飛ばし始めました。 牧場や川岸に繁茂する雑草なのですが、 放牧されている牛達は食べないので、夏の間、薄紫の花をたくさんつけていました。 咲いている花が 少なくなったので、残った花に蜂達が、集まっています。 イギリスの秋は早くやって来て、のんびり進行 します。 落葉の季節には、まだ間がありますが、メドーは夏の賑わいが消え、元の静けさに戻ります。』 2003年8月下旬某日
『 気温は、ほぼ平年並みに下がりましたが、毎日晴続き、雨が降りません。 やはり、異常気象は継続 しているようです。 給水制限などは出ていませんが、雨水を貯めていたタンクは空です。 我家の庭に 朝顔を植えました。 これは、去年グランチェスターの小道に咲いていた花で、昼を過ぎても咲き続ける ので“昼顔”かもしれません。 美しい紫の花が気に入り、昨年、種を数粒失敬して、保管 していました。 今年は暑かったせいか、毎朝たくさんの花を咲かせます。 子供時代の“夏休み郷愁”に浸りました。』 2003年8月下旬某日