『 とうとう10月です。 9月の気象統計によると、例年より日照時間が42%多い、30年ぶりの少雨でした。 9月は、本来の“創作活動”以外のことを、多く引き受けてしまい、何となく慌しく、そして、早く、過ぎました。 日本に行く日程も迫り、多忙になって来たのですが、夕方になると西の空が気になります。 秋になって、 毎夕のように広がる夕焼け空は、美しく変化に富んできました。 時間の許すかぎり、地平線の前に立ち 夕日を眺めることが、日課のようになりました。 今しばらく“夕景日和”が続くことを願いつつ仕事です。』 2003年10月上旬某日
『 秋が進み、変わり易い天候になりました。 気温も下がり、晴れると澄んだ青空に白雲が浮かびます。 牛が放たれているメドーは、薄茶色の牧草が一面に広がり、眩しいくらい明るい風景です。 今年は雨が 少ないせいか、水撒きをしない芝生は、同じような茶色になっています。 この抜けるような空は、明け方、 地表の放射冷却現象を引き起こすので、今秋、もうすでに初霜が降りました。 先日は、庭に汲み置いた バケツの水に、薄氷が張っていたので驚きました。 また、気温は上がるそうなので、冬は、まだ先です。』 2003年9月下旬某日