バックナンバー 028
『 1月も半ばを過ぎました。 ケム川沿いの道を歩きながら、街へ向かいました。 相変わらず晴れたり、 降ったり、風は冷たく冬最中なのですが、アイアン橋辺りでは、釣り人が、川面を見つめ、カヌーを楽しむ 人々が行き交い、散歩の子供たちが、釣り人に話しかけています。 雲間から覗く陽の光が川面に照り、 見た目には“春遠からじ”と言った感じですが、まだまだ油断できません。 去年の1月終りには、積雪が ありました。 イギリスの春の歩みは遅く、3月・4月のイースター休暇までは、一進一退の繰り返しです。』 2004年1月中旬某日
『 北日本は、大荒れの天候で一部地域では猛吹雪が続いているとか! 東京でも、かなり冷え込んで 本格的な冬の日がやってきたようです。 調べてみると、ケンブリッジは、東京とほとんど同じ気温です。 違うのは、良く雨が降り湿度が高いので、底冷えはありません。 最低気温は、ケンブリッジの方が高く、 北緯52度の割には、温暖な冬です。 しかし、日が短く変りやすい天気なので、暗く、風も冷たく感じます。 今しばらくは、この様な天気ですが、晴間がのぞくと、緑鮮やかな麦畑の彼方が、夕景色に染まります。』 2004年1月中旬某日
『 今年も1月下旬に、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで、恒例のアート・フェアが開かれます。 その為、ロンドンへ作品を届けに行きました。 ピカデリーのギャラリーにも顔を出し、その後はいつもの コベント・ガーデン地区を散策しました。 かつて、私が頻繁に個展を開いていた懐かしい街角も変らず、 個性豊かな店が、軒を並べます。 個展を開いた場所の一つは、外壁を真赤に塗られて、異彩を放って いました。 テムズ川に架かるミレニアム橋からは、おぼろ月が浮かぶ、ロンドンの夜景を眺めました。』 2004年1月上旬某日