Web Site Photo Essay Series “
Shimura Hiroshi Cambridge Journal Diary”

 
ケンブリッジ通信 フォト・ダイアリー

 
バックナンバー 032
 



発信元/写真・文・デザイン: 志村博
 

    

  『 東京の最高気温が30度を超えて、記録的に早い“夏日”になった翌早朝、成田空港に向かいました。
 前夜、旅立ちの準備をしながらも蒸し暑く感じられ、結局一睡もしませんでした。 飛行機に乗り込んで、
 すぐに寝入ったらしく、離陸したのも気づきませんでした。 目覚めた時は、北海道上空で、札幌市街が、
 眼下に広がっていました。 今回のフライトは、北寄りのコースを飛んでいるようです。 シベリア上空に、
 達すると、いつもと違う光景が展開しています。 中央高原の河川域では、雪解け文様が見られました。』
 2004年5月中旬某日



    

  『 ケンブリッジに戻る日程も迫ってきました。 2005年カレンダーのテスト版に取り掛かり、忙しく日々を
 過ごしていますが、この春にオープンしたサンシャイン・スターライトドーム“満天”に招待され、進化した
 プラネタリウムを、体験してきました。 今までにない、全天の映像ショーに感動して、結局全ての番組を、
 見せてもらいました。 星座投影を超えた、宇宙的CGプログラムの全視界迫力を堪能し、物語と音楽で、
 構成された、ヒーリングプログラムに寛ぎました。 ここで上映する映像プログラムの検討も始めました。』
 2004年5月中旬某日



    

  『 憲法記念日の5月3日は、サンシャイン60展望台のスカイ・ギャラリーへ出かけました。 連休後半の
 天候は下り坂で、この日も“夕方から雨が降る”との予報でしたが、素晴らしい夕景です。 60展望台は
 連休の人出で賑わっていました。 次回のサンシャイン展覧会の打ち合わせなどもしましたが、イベント
 出演のために来ていた“ダンディーGO”さんと久しぶりに会い、訪英した時の話などで、盛り上りました。
 あと1週間ほど日本に滞在して、次期イベントの準備や2005年カレンダーのデザイン制作を進めます。』
 2004年5月上旬某日



    

  『 六本木ヒルズは誕生して僅か1年ですが、毛利庭園・TV朝日寄りのツツジが、見事な花を咲かせて
 います。 上から見ると、新緑部分の中に、マゼンタ色の花が作る配色模様が、池と建物の間に挟まれ、
 続きます。 これは、意図されたものなのか?偶然なのか?不思議なパターンです。 来年の咲き方が、
 楽しみです。 ハートランドでは、毎月アーティストが替わりながら、年間12回の映像展示イベントを企画
 しています。 来春には、構想中の新テーマで第2回目のイベントを開催する予定です。 お楽しみに!』
 2004年5月上旬某日



    

  『 ハートランド映像展示イベント“Grantchester My Heartland”は、4月末日をもって終了致しました。
 最終日は駆けつけてくれた友人達と、時が経つのを忘れ語りあいました。 連休直前のハートランドは、
 華やいだ雰囲気で、暖かい陽気に外まで人が溢れていました。 作品の展示作業をすべて引き受けて
 くれたハートランドの島田さん、イベントの取材をして、大きな記事にしてくれた朝日新聞社の喜多さん、
 そして、今回も上野さんを始めとするキヤノン販売の面々には、大変お世話になりました。 大感謝!』
 2004年4月下旬某日



    

  『 今回のフライトは、大きく南寄りの飛行ルートをとりました。 理由は分かりませんが、シベリア大陸の
 中央を飛び、バイカル湖に近い地点も通過したようです。 この季節北極圏の飛行では、夜間も完全に
 暗くなりません。 しかし、航路が北極圏内に大きく入り込まなかったため、太陽は地平線に沈み星空の
 夜間飛行になりました。 シベリア大陸の東端部に到達した頃、太陽がやっと地平線の雲層から、顔を
 覗かせました。 4月30日まで、ハートランドでの展示イベントが開かれています。 ぜひ、お寄り下さい。』
 2004年4月下旬某日



    

  『 最近はオランダ経由で日本に行くことが多く、アムステルダムの空港で2時間ほど寛いでから、成田
 行きフライトに乗り込みます。 飛び立った飛行機は、30分程でオランダ北部に達し、北海とワデン海に
 挟まれた列島をかすめるように北上します。 島々は砂州に囲まれた不思議な形です。 海流によって
 作られた島のようで、上空から島周囲の潮流がはっきり見えます。 島々に起伏は殆どなく、海水面が
 上昇したら水没してしまいそうな危うさですが、良く見ると、港や市街が整備された島も、多くあります。』
 2004年4月下旬某日



    

  『 10日ほど前、日本から戻ったら、グランチェスター・メドーには第一陣の母子牛たち4頭が、既に放牧
 されていました。 今年も例年より1ヶ月以上早い放牧開始です。 やはり、春の訪れが、早まったせいで
 しょうか? メドー入口で、牛飼いのBrettさんと久々に会いました。 第二陣の牛たち4頭を連れて来た
 ところで、メドーに放たれた牛たちは嬉しくて馬のように駆け回りました。 この数日は、晴れて爽やかな
 初夏陽気が続くようです。 イギリスを今離れるのは勿体ないのですが、明朝、日本に向けて発ちます。』
 2004年4月下旬某日、



    

  『 早咲きの桜は、もう完全に葉桜になっていますが、ケンブリッジに多い“カンザン”“アマノガワ”の
 日本種が満開になりました。 特に、カンザンは
病気に強く、育て易いので、イギリスの庭でも人気です。
 
遅く咲き始めるので、葉も同時に出てきます。 花も若葉も濃いピンクで、遠目からも緑に浮き立ちます。
 グランチェスター、ティー・ガーデンのカンザンも満開状態になり、林檎の花が咲く前の一時期に、彩りを
 添えています。 散り始める来週中頃が、最も華やかになります。 今年は、見届けられません。 残念。』
 2004年4月下旬某日



    

  『 東京の気温は30度近くまで上がり、4月半ばとしては異常な暑さとか! イギリスの今年4月半ばは、
 平年並み、最高気温でも15度前後ですが、晴れると暑さを感じ、散歩しているだけで、汗ばむほどです。
 青空に白雲が映え、見た目には初夏のような陽気で、気分爽快になります。 グランチェスターの野や、
 ニューナム辺りのケム川筋を歩き、雲が風に飛ばされながら、地上に影を走らせる光景を、眺めます。
 週末には、再び日本行きです。 残りの日程も僅かになり、準備を進めながら、ケンブリッジ春鑑賞中。』
 2004年4月下旬某日

 改行位置は文字サイズを “中(M)” に設定して構成されています。


● フォト・ダイアリー 最新版  最新の10トピック+他のバック・ナンバーへのリンク




Photo, Essay & Web Design by Hiroshi Shimura 写真・記事の無断転載はご遠慮下さい。