バックナンバー 035
『 気温が下がったので、また朝霧が見られるようになりました。 天気が変りやすく早朝に晴れ上がる ことは少ないのですが、朝霧に射し込む朝日は、見なれた普段の牧草地を、“輝く水墨画”に変えます。 淡い霧の層が、川面からあふれ出して、メドーにも金色のグラデーションの帯や、光の軌跡を描きます。 霧が流れながら消えてゆく速度は、驚くほど速く、撮影している間にも、風景の階調を刻々と変化させて しまいます。 朝日が昇り始め、斜めの光線が霧を輝かせる瞬間を見るために“時差ぼけ”状態です。』 2004年6月下旬某日