バックナンバー 049 
 

    

  『 このところ、日本は冬型の気圧配置になって全国的に冷え込んでいます。 東京も気温が低い日が
 続いていて、冷たい風が吹いています。 “世界の天気”によると、ロンドンの最高気温は14度Cとか!
 1月は東京とロンドンの気温が逆転することが、頻繁にあります。 展望台のスカイ・ギャラリーにいると
 寒さを感じないのですが、この2日ほど、富士山腹に激しく雪煙が舞い上がり、南の方角に飛ばされて
 いる様子が見られます。 強い北風の仕業です。 寒さの中、展覧会に来て下さる皆さま、ありがとう。』
 2005年1月中旬某日



    

  『 サンシャイン60での展覧会、会期最後の週末は、冷たい雨になりました。 寒い気候にも関わらず、
 終日、たくさんの方が会場に来てくれました。 特に最終日の日曜は、雑誌の案内や、ポスターを見て
 来られた方が多く、大変熱心に写真を見て下さいました。 会場が混んでいたので、すべての皆さまと
 お話しできませんでしたが、ケンブリッジを訪れたことのある方が多く「とても懐かしい。」と思い出話に
 花咲きました。 長いと思っていた会期も、最終日を迎えました。 年末30日から、無休の皆勤賞です。』
 2005年1月中旬某日



    

  『 展覧会は終了いたしました。 会場に足を運んで下さった皆さま、本当にありがとう!楽しい展覧会
 でした。 特別招待メールで来場されたゲストの方々は、300名以上になりました。 また、60展望台に
 入場されてスカイ・ギャラリーの展覧会を見てくれた方は、18日間の会期中、実に3万人を超えました。
 充実した18日間でした。 展覧会の撤収は、手伝いに来てくれた遠藤さん、田沼さんの活躍で2時間で
 終わりました。 日曜の夜なのに大感謝です。 1月24日まで日本に滞在してケンブリッジに戻ります。』
 2005年1月中旬某日



    

  『 マックワールド2005コンテストで世界のベスト30に入り、アメリカから凱旋帰国したばかりの松山氏、
 ハワイを題材のイラストを描く五野氏、キヤノン販売の面々と品川で会いました。 久しぶりに酒を飲み、
 楽しく食事をした後、白金台の閑静な住宅街にある五野氏馴染みのバーへ行きました。そこは壁一面
 懐かしいレコードが収納され、楽器などもある素敵な空間でした。 ビートルズを聴きながら松山敏氏の
 世界的な入賞と、私の展覧会終了を祝いました。ちょっとした隠れ家で、久々のギター弾き語りです。』
 2005年1月中旬某日



    

  『 展覧会終了後の整理やケンブリッジに帰る準備に追われる中、六本木ヒルズへ出かけてきました。
 東京は冷たい風が吹いています。 ウエストウォーク・5F、グランドハイアット東京側の通路に展開する
 洗練された和の空間が、冬の寒さに、より研ぎ澄まされた緊張感に包まれます。 ハートランドに寄り、
 久しぶりに私の映像を投影しました。 夕方の寛いだ時間帯に、ゆったりしたグランチェスター風景が
 流れます。 今年の11月にハートランドで予定している作品展と映像投影イベントの準備も開始です。』
 2005年1月下旬某日



    

  『 1ヶ月以上になった今回の日本滞在を終えて、再び機上の人となりました。 いつものフライトですが、
 お気に入りのB747型機で、いつもの窓席に落ち着きました。 最近はB777型機になることが多く、久し
 ぶりの余裕飛行空間です。 関東地方は好天気です。 離陸後、北上を開始すると眼下を中禅寺湖や、
 雪で輝く戦場ヶ原が通り過ぎます。 このところの冷え込みに関わらず、山々の積雪はそれ程ではなく
 男体山の頂上は黒い火口が覗けます。 展覧会や今回会った方々に想いを馳せながらの飛行です。』
 2005年1月下旬某日



    

  『 日本列島を横断して、日本海上空をしばらく飛行した後、シベリア大陸の海岸線が見えてきました。
 航空機は海岸線を斜めにかすめて北上を続けます。 海面に目を凝らすと、流氷群が巨大な墨流しの
 パターンをくゆらせながら南下しています。 シベリア上空では予定航路より南寄りコースを飛びました。
 太陽は南の空に輝き、冬のフライトなのに、空は明るいまま北ヨーロッパに至ります。 北極圏内に深く
 入り込む北寄りルートなら、昼間のフライトでも太陽は地平線に沈み、オーロラが見られるはずです。』
 2005年1月下旬某日



    

  『 シベリア大陸中央部は、広い地域が薄い雲で覆われていて地上は強い風が吹いているようでした。
 風が山岳部にかかると上昇気流が生じ、雲が大きく波打っています。 シベリア北部の北極海沿岸に、
 広く展開するような沼沢地帯はなく、風景は単調です。 機内は、空席も多く寛いだ雰囲気が漂います。
 パソコンを出して撮影したばかりの写真を入力してこのコラムの更新作業を始めました。 機内でLAN
 接続できる日も遠くないようです。 B747型機内は歩きやすいので、時々“1万m上空散歩”もします。』
 2005年1月下旬某日



    

  『 今年初めてのフライトは、爽快です。 機内食も、すき焼き丼にカレーがかかった妙な組み合わせの
 メニューでしたが、美味でした。 なかなか見応えのある映画を1本じっくりと鑑賞しました。 タイトルは
 見逃しましたが、ちょっと渋いラブ・ストーリーで、映像が洗練されています。 シベリア大陸を横断して、
 飛行機はバルト海上空に出ました。 気候がやや不安定なのか、小規模な積乱雲が林立しています。
 成田を午前11時に飛び立って8時間が経過しましたが、機が南下し始めたので太陽がまた昇ります。』
 2005年1月下旬某日



    

  『 バルト海からデンマーク上空に至りました。 下を見ると雪が降った後のようでした。 バルト海上を、
 移動中の積乱雲が降らせたようです。 河川や道がはっきりと見え、それぞれ耕地区画の状態により
 白さに濃淡があるので、積雪はわずかです。 今年の北ヨーロッパは今のところ暖冬傾向で、アメリカ
 東部や北日本のような強い冷え込みはないようです。 残り飛行時間も少なくなりました。 隣の空席や
 足元には、カメラや雑誌・パソコンなどが所狭しと占有しています。 そろそろ片付けて着陸準備です。』
 2005年1月下旬某日

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