『 カラ海からバレンツ海へ入り、氷が無くなったと思ったら、突然ノルウェーの北端部に出てきました。 長い海岸線に沿って南下を始めます。 白く輝く山々、リアス式海岸が美しく、窓から目を離せません。 かつて地上を鉄道とバスで旅行した“ナルビック”や“ボドー”上空を飛行します。 今回のフライトでは、 雲で地上が覆われていない間、ほとんど窓から外を眺めていましたが、映画も2本観ました。“Ray”と “Shall we dance?”両方とも期待以上に感動的な映画でした。 睡眠不足気味の充実飛行時間です。』 2005年3月中旬某日
『 ケンブリッジを発った2月下旬は、ヨーロッパ全体がちょっとした寒波に襲われていました。 降雪で フライトに影響が出たので、乗り継ぎ地アムステルダムで1泊して日本に向かったほどです。 その後、 冷え込みは続いていたらしいのですが、3月中旬になって気温が上昇し、一挙に“春”が到来しました。 帰りのフライトは、あっけないほど順調で、定刻通りヒースロー空港に帰着しました。 春陽気に誘われ、 久しぶりの街を歩きました。 暖かい南風が心地よく、至るところで水仙の黄色い花が揺れています。』 2005年3月中旬某日
『 日本大使館で開かれる講演会「ロンドンの夏目漱石と日本近代文学」に出席するため、ロンドンへ コーチ(長距離バス)で向かいました。 いつものようにテムズ川沿いの“エンバンクメント”で途中下車、 時間調整も兼ねて、しばらく河岸を散歩しました。 着いたのは午後4時頃ですが、青空が広がり、まだ 夕方の気配はありません。 思えば“春分の日”まであと僅か、日が長くなりました。 冬至のころなら、 もう、暗くなっている時刻です。 ミレニアム橋とウォータールー橋の間で“テムズの春”を眺めました。』 2005年3月中旬某日