バックナンバー 055 


    

  『 気温が上昇して17度になりました。 プルナスの花盛りで、街のあちらこちらに白やピンクの小花で
 満開の木々が目につきます。 今は梅の種類がほとんどですが、もうすぐ本格的に桜も咲き始めます。
 庭の“ダムソン”(プルナスの1種)が満開です。 冬眠から覚めたばかりの“タテハ蝶”が、花から花へ、
 飛び回っています。 庭を見渡すと、ミツバチやマルハナバチ、モンシロチョウなどが、活動を開始です。
 気温だけ見ていると、東京より暖かいようです。 しかし、この陽気は週末には、平年並みに戻ります。』

 2005年3月下旬某日



    

  『 天気が良かったので、グランチェスターの地平線前の野で、沈む夕日を眺めました。久しぶりです。
 落陽に、まとわりつくような雲があって、色光が刻々と変化します。 見渡す限りの夕空の前に立つと、
 時が経つのを忘れます。 夕日が沈むと、地平線に光を残し、濃紺の空が広がります。 昨年12月25日
 “クリスマス”の日、東京から
「ケンブリッジ通信」・第21号を発信しました。 あれから、3ヶ月が経過して、
 3月25日、イースター“グッド・フライデー”に、「ケンブリッジ通信」の最新版・第22号
、発信しました。』
 2005年3月下旬某日



    

  『 イースターの週末は曇りがちで晴れ間もでますが、時おり小雨も降ります。 まだ、風向きが完全に
 変らないので、暖かく気温は16度もあります。 “ミルポンド”水門の近くを通りかかったら、子供たちが、
 もう、水遊び?です。 それ程の気候ではないのですが、なんと元気な“ガキ”どもでしょうか! 水門の
 下にもぐり込んで探検なのでしょうか? はっきりと「危険・近寄るな」と書いてあります。 通りかかった
 オバサンに「出てきなさい!」って、怒られてましたが、平気です。 明日から、北東の風に、なります
。』
 2005年3月下旬某日



    

  『 イギリスは“夏時間”になりました。 日本との時差は+8時間、皮肉なことに、夏時間になった途端、
 気温が下がり、しかも雨です。 ロンドンから客人があり、カレッジを案内していたのですが、イースター
 祝祭の礼拝が、キングス・カレッジ・チャペル
であり、たくさんの人が並んでいました。 天気も良くなく、
 “礼拝”に参加することにしました。 内部は“撮影禁止”で紹介できませんが、荘厳で美しく、迫力ある
 
パイプオルガンと聖歌でした。 正面扉が開くのも珍しく、祝祭はBBCラジオで世界に放送されました。』
 2005年3月下旬某日




    

  『 イースター“マンデー”は、午後から晴れて再び暖かくなり、久しぶりの庭仕事で、半日過ごしました。
 イースター“サンデー”は、雨が降り肌寒かったのですが、全体的には例年より気温の高いイースター
 でした。 
いつもは4月から開花する“スグリ”が、赤い花を咲かせ始めています。 水仙が盛りを迎えて
 いますが、早春の花々 “クリスマス・ローズ”、“ボケ”などは、2月の始め頃
から、長々と咲いています。
 
1番早かった“スノー・ドロップ”は、もう実をつけ、背の高い“2番手”が、水仙の間で、花を鈴なりです。』
 2005年3月下旬某日




    

  『 ついに4月になりました。 ケンブリッジは相変わらず暖かい日が続いています。 週末は、18度まで
 
気温が上がりグランチェスターの“ティー・ガーデン”は、春の到来を謳歌する人たちで大賑わいです。 
 この日、日本から大学時代の同級生で、今は筑波大教授の蓮見氏が、イギリスのタウン・デザインを、
 視察するため訪ねてくれました。 新時代のショッピング・センターなどを見て周ったのですが、天気が、
 良かったので、グランチェスターでお茶をしたり、メドーを歩きながら話しも弾み、半日を過ごしました
。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 東京でも、桜の開花宣言が出されたとか。 ケンブリッジでは、カンザンなどの八重桜は、まだ開花
 していませんが、ソメイヨシノのような一重桜はほぼ満開状態です。 連日の暖かい陽気で、例年より、
 早く開花が始まり、春のそよ風に花弁を盛んに散らしている木もあります。 イースター以降、本格的な
 観光シーズンも始まり、街の中を市内観光のバスも走り始めました。 春分を過ぎたので、日々明るく、
 日も長くなりました。
晴れると、人々の顔に笑顔が溢れ、初夏まで色彩豊かに、季節は移ろいます。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 気温が最高に上がった日と、日曜日がちょうど合致しました。 この時期としては、異例の20度近い
 暖かさと、爽やかな風、人々は浮かれ外に飛び出します。 日本からのお客さんを案内しながら、街や
 カレッジ内を散策しました。 休息もかねて川沿いの芝生に腰を下ろし、しばし川遊びをする人や犬を
 眺めました。 次々と目の前を、夏のような出で立ちで、舟を操るグループが、賑やかに通り過ぎます。
 
犬も嬉しそうに同船していたり、見ているだけで微笑ましく、退屈しません。 長めの休憩になりました。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 ケム川沿いに伝統的なカレッジが並び、個性的な橋や裏庭が続く、“バックス”には、“しだれ柳”が
 多く植えられています。 これらの柳は外来で、園芸用に18世紀以降、東洋から移植された“種”です。
 この陽気で、しだれ柳が一斉に芽吹き、新緑に染まりました。 観光客だけでなく、好天気に誘われた
 地元の人々も、“パンティング”(舟遊び)に繰り出したので、川面は“パント”(平底舟)で埋まりました。
 
新緑の時期に、これほど賑わうことは、今までありませんでした。 近年、営業“パント”数も激増です。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 カレッジ裏手の緑地に、うす紫色の花が一面に咲いています。 曇っていると、花は閉じて下向きに
 うな垂れていて、晴れると菊のような花弁を太陽に向けて広げます。 到るところで、花を咲かせている
 ので、野草に違いないのですが、名前がどうしてもわかりません。 偶然グランチェスターの森で撮った
 白い“やぶいちげ”と比べたら、葉がまったく同じです。 調べ直したら、ごく稀にうす紫や、青色の花を
 つけるとか! しかも、普通の“やぶいちげ”と比べ花弁の数が倍なので、珍しい種類なのでしょうか
。』
 2005年4月上旬某日


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