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  『 東京の桜は満開になり、日本では“真夏日”になったところもあるとか! イギリスでは逆に気温が
 急降下です。 20度近くあった気温は12度に下がりました。 週末にかけて10度以下に下がる予報も、
 出されています。 風も強くなり、天気は目まぐるしく変わります。 午前中は、雨が断続的に降り続き、
 肌寒かったのですが、午後になったら雲が飛ばされ青空が広がりました。 ケンブリッジから、南東に
 展開するなだらかな丘陵地帯をドライブしました。
地平線に雨上がりの透き通った空が広がります。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 ローマ法王死去のニュースは、カトリック教徒だけでなく、宗教宗派を越えた悲しみの輪を広げて
 いるようです。 イギリスは、ケンブリッジとも縁の深い“ヘンリー8世”の治世に、“ローマ教会”と決別、
 英国国教会を設立しました。 半旗を掲げたカレッジを見かけましたが、ちょっと、意外な感じもします。
 イングランドの田舎に点在する村々には、絵に描いたような英国国教会の“教会”があり、各教区の
 象徴的な存在です。
田舎で教会に出会うと、時間の許す限り中に入り、“時の流れ”を見つめます。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 ケンブリッジから南東の方角に、田舎道をのんびり1時間もドライブするとエセックス州に入ります。
 そのエセックス州と、北側に広がるサフォーク州の州境に並ぶ美しい村々を、久しぶりに訪ねました。
 これらの村々を題材に制作したビデオ・エッセイ“栄枯盛衰、羊毛産業が残した街”を、2001年1月に、
 放映し、ケンブリッジ通信・6号にも“中世ウール・タウン”として紹介しています。 カベンデッシュ村の
 緑地から望む、14世紀建設の教会タワーと、ピンク色のコテージは、私の気に入り風景の一つです
。』
 2005年4月上旬某日




    

  『 ケンブリッジは一時的に冷え込んで、最高気温7度、時折り雪が舞い雹が降り、北風も吹きました。
 翌朝、池に薄氷が張っていたのには、驚きました。 先週までの暖かさから、意外な感じもしますけど、
 イギリスの春は、こんな風に進みます。 寒さをもたらした北風は一日で収まり、中旬になった途端に、
 気温は急上昇して15度前後になりました。 陽射しも暖かく
、木々は新緑に包まれています。 ブナや、
 サンザシは薄緑色、西洋カエデは、少し赤味のある黄緑色です。
今しばらく、例年並みの“春”です。』
 2005年4月中旬某日




    

  『 中旬になってからは、毎日肌寒く、上旬の頃の浮き立つような暖かい陽気が、今は夢のようです。
 気温は12度から15度くらいですが、雲りが多く陽射しが少ないので、余計に寒く感じます。 春休みに
 遊びに来た友人たちは、絶好なタイミングでした。 曇ると、撮影しながら長い散歩に出ることが少なく、
 アトリエでの仕事や、庭仕事が捗ります。 日中は曇っていても、早朝や夕方に、晴れ間がでることが、
 良くあるので、朝焼けや夕焼けになります。 にわか雨も多いので、“虹”を見る機会も増えそうです。』
 2005年4月中旬某日




    

  『 このところ、どんより曇った日が多かったのですが、週末は気温が上がり、晴れ間が広がりました。
 トリニティー・カレッジの裏庭に咲く赤いチューリップと白い水仙が、ちょうど見頃です。 殆どの水仙が、
 花の盛りを過ぎ、実を太らせているのに、ここの白水仙は、チューリップの開花に合わせて咲きます。
 去年と比べて、赤の割合がやや少なくなりましたが、庭師の開花時期を合わせて、紅白だけで配色
 する感性は、さすがです。
周りが広い芝生の緑になっているので、このシンプルな対比が絶妙です。』
 2005年4月中旬某日




    

  『 キングス・カレッジの裏手に、白鳥が巣を作りました。 この場所で営巣するのは、初めてではあり
 ませんが、近年珍しいことです。 大学が試験期間に入り、カレッジ内への観光客の立ち入りを制限
 しているので、裏門から入れない観光客などが、キングス・チャペルを背景に、白鳥を眺めています。
 目立つ場所で、私がいつも写真を撮るスポットでもあるのですが、手前には堀があり、カレッジ内は、
 犬なども立ち入り禁止なので、安全な場所なのでしょう。
卵の数が、見る度少しづつ増えています。』
 2005年4月中旬某日




    

  『 週が明けて、次の日本行きまで、1週間を切りました。 朝は雨が降っていたのに、午後になったら
 見事な青空が広がっています。 車の車検などがあり、街中の交通渋滞を避け郊外を遠回りしながら
 整備工場に向かいました。 半月ほど前から、黄色い花を咲かせ始めた“菜種畑”は、ほとんど満開に
 なりました。 所々で車を止めて、撮影しながらのドライブです。 毎年のことですが、今年は、どの畑が
 黄色になるのか、楽しみです。 明るい色面は風景を変えます。 参照>ケンブリッジ通信 3号 15号
。』
 2005年4月中旬某日



    

  『 ケンブリッジの春は長く、いつまでも桜の季節が続きます。 もう散ってしまった桜も多くありますが、
 我家のカンザン(八重桜)は、やっと咲き始めました。 隣家の紅桜はいま満開状態で、赤茶色の葉と
 ピンクの花が、晴天に、暖かく光線を透過させています。 グランチェスターの白桜も、今が盛りです。
 この所の気温は、4月始めの頃より低いくらいで、春の進行は一進一退です。 季節が、移行してゆく
 実感は、日々感じないのですが、約2ヶ月の間、色々な桜の木を眺めつつ、視覚的に確認できます
。』
 2005年4月中旬某日




    

  『 曇り空から青空が顔を出し、陽が射しはじめると、風景に輝きが増します。 イングランドの田園は、
 5月末頃まで百花繚乱の春が続き、いたる所で色々な花が見られます。 田園風景に、どこにでもある
 ヘッジ(生垣)は、西洋サンザシの白い花で覆われ、道端には、どこからか紛れ込んだ菜種が黄色い
 花を揺らせています。
イギリスは総選挙の真っ最中です。 次の政権が労働党か?保守党か?大変
 興味がありますが、イラク問題やエネルギー問題などと同様に、環境問題が、みんなの関心事です。』

 2005年4月下旬某日


 ● 改行位置は文字サイズを “中(M)” に設定して構成されています。
  時間の流れは、最新版とは逆に“上から下”に再編成されています。








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