『 ケンブリッジ市内から、へミングフォード・グレイ村まで、幹線道路に出て20分程車で走る距離です。 周辺には美しい田園が広がり、川沿いを歩く散歩道や、近くには水運で栄えた歴史的な街もあります。 林望氏が日本に去った後も、度々この地を訪れました。 この地域を取材して、ビデオ・エッセイ番組を 制作したこともあります。 しかし、今回は邸内や庭をゆっくり見て回りました。ルーシー・ボストンさんが 亡くなって久しいのですが、約20年前ボストンさんが話してくれた一つ一つを、鮮明に想い出しました。』 2005年7月上旬某日 063-02
『 造型アーティストの“ジョン・マックギル”さんを、1年ぶりに訪ねました。 ケンブリッジ郊外の巨大な 納屋をアトリエと書斎・住居に改築して、活動を続けています。 数年前の“アトリエ公開”で、知り合い それ以来の付き合いです。 彼の“ジンジャー・キャット”を、私の友猫ギャラリーに写真掲載中ですが、 新顔ねこが加わったとかで、マックギルさんは、わざわざ寝ている猫を3階から連れてきてくれました。 彼の作品や、人生、その生き様は素晴らしく、いずれ“ブログ”などでも、紹介したいと思っています。』 2005年7月上旬某日 063-04
『 アーチャー夫妻、メアリー&ジェフリーから、今年もサマー・パーティーの招待状が、1月以上も前に 届いていました。 しかし、日本に行く日程と完全に重なりそうなので、今回はほとんど諦めていました。 日本に来てから、プロジェクトの合間を狙いケンブリッジに一時戻ることを決めたので、出席する旨の メールを東京から送りました。 すぐに“歓迎”の返信が来て、この日を楽しみに、そして、天候の行方も 気がかりでした。 果たして、今年の“アーチャー家・夏・パーティー”は、最高の日和で、始まりました。』 2005年7月中旬某日 063-05
『 アーチャー家の庭は、私にとって馴染みの深い場所ですが、毎回、足を踏み入れるたびに、心踊り ます。 ゲストは、みんなアーチャー家の友人たちで、気さくで、寛いだ“夏の宴”です。 軽快な生演奏の 音楽が流れ、それぞれ食事や会話を、そして、庭を楽しみながら、午後を過ごします。 残念なことに、 グランチェスター仲間の常連、カーメン・ブラッカー博士や“オチャード”のオーナー、ロビン・カレン氏は 体調をくずし今回欠席でしたが、顔見知りも多く、話しが弾みます。 私にとって、1年の“特別な1日”。』 2005年7月中旬某日 063-06
『 今回のフライトでは、右側の窓席に座りました。 長い“シベリア横断飛行”が終わる頃、“タイガ”と 呼ばれる森林地帯を飛びます。 黒澤明監督が制作した映画「デルスウザラ」の舞台になった森です。 夏の朝、この上空を飛ぶと、雲海が谷間を埋めている光景が、頻繁に見られます。 等高線に沿って 枝分かれした白い雲流は、巨大な“龍”が横たわってるようにも見えます。 雲の下の谷は、深い霧に 包まれ、幽玄の世界が広がっているでしょう。 映画で見た“タイガ”の大自然に、思いを馳せました。』 2005年7月中旬某日 063-08
『 日本に着いた1週間前、東京は意外なほど涼しかったのですが、滞在の後半から、暑くなりました。 連日、30度を超える猛暑です。 日程も短く、カレンダーの入稿作業などがあったので、外出を控えて いました。 滞在最終日になって、やっと六本木ヒルズへ出かけました。 “ハートランド”で、久しぶりに グランチェスターの赤外線“夏映像”を投影してみたり、毛利庭園では“六本人の夏祭り”のため設置 途中の村上隆氏の「とんがり君」を唖然と眺め“テレ朝”で遊び、つかの間の“ヒルズ散策”満喫です。』 2005年7月中旬某日 063-09