バックナンバー 068 


    

  『 秋が進行して、時間が早く過ぎて行くような感じがします。 天気が良いので、ついカメラを手に外出
 してしまい、映像編集作業が進みません。 グランチェスターに行くと、必ず、並木のある田舎道を通り、
 地平線の見える場所に立ちます。 青空と白雲の風景も、ここで眺めると絵になります。 今まで、私の
 映像作品に多く登場しました。 来年のカレンダーや、次のハートランド・映像イベントでも、アングルや、
 色彩を変えながら、くり返し登場します
。 単純な風景ですが、何回来ても、毎回、感動する場所です。
 2005年9月下旬某日 068-01 ブログ・10月6日



    

  『 10月になりました。 その後も、良い天気が続いています。 すっかり秋の陽気が定着して、晴れても
 やや寒く感じるくらいで、季節は完全に変わりました。 街に出かけて、すっかり雰囲気が変わっている
 ことに驚きました。 学生たちが、次々とカレッジに帰ってくる時期です。 荷物を、車から下ろしていたり、
 スーツケースを引きずりながら、来年の初夏まで1年使う、カレッジ(学寮)の部屋に運び込んでいます。
 
カレッジ内の様子が一変しました。 観光客の姿がありません。 入寮で、一般の立ち入りは不可です。
 2005年10月上旬某日 068-02 ブログ・10月3日



    

  『 9月下旬ころから、夕景を撮影することが多く、ブログやこのサイトで、その様子を紹介してきました。
 太陽が沈み、夕焼け色が褪せ、宵闇が迫るころになると、地平線にシルエットの野兎たちが現れます。
 067−09の写真でも分かるように、遠く彼方の地平線に、動く黒い点ほどの大きさにしか見えません。
 かなり暗いのですが、望遠レンズで覗くと、長い耳を立てて辺りを伺いながら、跳ねたり、
餌を食べたり
 
している野兎家族の様子が、よく見えます。 晩夏に作付けされた“甜菜”の若葉を、つまみ食いです。
 2005年10月上旬某日 068-03 ブログ・9月23・27日、10月8日



    

  『 秋のケム川も、学生たちが戻ってきたことや、“入寮”時期でカレッジに立ち入れない観光客たちで、
 一時的に賑わっているようです。 風も水も冷たくなり、川に飛び込んで騒ぐようなことも、なくなりました。
 黄葉の季節には早いのですが、木々の葉を透す、秋の陽射しは優しく、夏季のような強い輝きは消え、
 川面も落ち着きを取り戻しています。 その川面には、グランチェスター辺りから、流れ着いた浮き草の
 一団がクィーンズ・カレッジの“数学橋”辺りに集い漂っています。
その中をパントの群れが進みます。
 2005年10月上旬某日 068-04 ブログ・10月4日



    

  『 メドーの木々は、微かに色づいてきた程度ですが、ヘッジ(生垣)の方が、賑やかになってきました。
 “西洋サンザシ”は、艶やかな深紅の実を、枝一杯につけ、遠目には、茂み全体が赤茶色に見えます。
 イバラには、“クロイチゴ”の実が鈴なりで、熟すにつれて、赤から黒に変わってゆきます。 サンザシの
 赤い実は、鳥たちが啄ばみますが、春まで残ります。 しかし、甘く、柔らかい“クロイチゴ”は大人気で、
 鳥たちだけでなく、夜は野鼠たちが食べ、
昼間は人間たちも“野苺摘み”をするので、 日々減ります。
 2005年10月上旬某日 068-05 ブログ・10月9日



    

  『 ケンブリッジの“嘉悦センター”内で、「環境まんが展覧会」が開催されています。 “ハイ・ムーン”の、
 ニックネームを持ち、京都大学の教授であり、環境漫画家でもある、高月紘氏が来訪され、展覧会の
 他にもワーク・ショップ、講演会などが、企画されています。 “漫画”という、世界共通の“視角言語”を、
 通して、環境保護問題を訴えるものです。 先日、この“オープニング・パーティー”が開かれ、私も参加
 させて頂きました。
高月氏の“挨拶”があり、お寿司をつまみながらの、和やかで、楽しい“宴”でした。
 2005年10月上旬某日 068-06 ブログ・10月13日



    

  『 最近は、良い天気が続き、先月末より暖かい、爽やかな日和です。 近くのブナ森を、時々歩きます。
 ブナは、まだ黄葉を始めていませんが、葉を透して射し込む光が明るくなったようで、黄葉も間近です。
 今年の春から、カントリー・サイドの自然環境を守る法律が整備され、この森の保全・管理も、向上して
 きました。 1840年に植えられたブナは高く聳え、天蓋を広げています。 数年前から、隣接した土地に

 新しいブナの苗木などが植林され、
育ってきました。 現在より倍近い広さの森が、現れつつあります。
 2005年10月中旬某日 068-07



    

  『 夕方、近くの畑野に出てみました。 休耕している畑で、去年の秋から、全く作付けされていません。
 その様子は、「ケンブリッジ通信」23号24号でも、紹介してきました。 秋口に、再び“菜の花”が咲き
 始めたのですが、その勢いが増しています。 ある一帯では、他の野草を凌駕して、1人勝ち状態です。
 一面に咲き誇る“秋の菜の花”が、落陽に照らされて輝き、季節感が混在する“花畑”が、現れました。
 やや赤みを帯びた光が、花の黄色に深みを与え、秋の風に揺れています。 不思議な“秋景色”です。
 2005年10月中旬某日 068-08 ブログ・10月15日



    

  『 今年は、潅木や木々の実のつき方が、例年より多いように思います。 穏やかな秋が要因の1つで、
 春から夏の気温の高さだけでなく、植物を傷つける強風が吹いていないことも、影響しているようです。
 去年の夏は記録的な多雨でしたが、降雨も平均並みで、洪水もなく長閑な夏でした。 世界各地では、
 異常気象による大嵐や旱魃、洪水などが起こっている中で、イギリスは、今のところ平穏な日々です。
 ローズヒップ、ピラカンサス、ゴールデン・ホーネット、コトネアスターなど、庭を、豊作気分にさせます

 2005年10月中旬某日 068-09 ブログ・10月17日



    

  『 撮影済みの赤外線フィルムの数量が、まとまったので、久しぶりに“フィルム現像作業”をしました。
 デジタル万能の時代になりましたが、まだアナログの世界も保持しています。 しかし、去年で、赤外線
 フィルムは製造が中止され、手持ちのフィルムも10本以下になりました。 しかも、使用期限切れです。
 日本に行く日程が近づき、忙しくなってきましたが、作業を楽しみました。 次々と現れる赤外線映像を
 ルーペで確認しながら一喜一憂です。 飛行機の窓から撮った赤外線映像が、思った以上に面白い

 2005年10月中旬某日 068-10

  
 
 改行位置は文字サイズを “中(M)” に設定して構成されています。
  時間の流れは、最新版とは逆に“上から下”に再編成されています。








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